IT系のフリーランスの場合、自身で単価を交渉することが必要になります。その際にはコミュニケーション能力がないと、理想の報酬額をもらうことができません。その理由は、単価額は正確に決まっているわけではないことが挙げられます。ある程度、フリーランスが自由に提案することが可能です。ですが、案件が欲しいために相手の提示をそのまま承諾すると、自分のスキルに見合った報酬が得られず満足のいく成果につながりません。だからと言って高すぎる単価では、クライアントが納得しない場合があります。また、中には言い方が悪く不快な気持ちになるクライアントもいるでしょう。大切なのはクライアントから話しやすいと思われることで、日頃からコミュニケーション能力を身につけるように心がけましょう。
コミュニケーション能力を高めるためには、時には雑談を交えながら話すことも大切です。仕事の話ばかりしていては人柄や性格がなかなか把握できず、信頼につながらないことも出てきます。仕事の話ばかりだと場合によってはクライアントに冷たい印象を与えてしまい、要求がスムーズに通らない可能性もあるのです。これでは、案件そのものが請けられなくなるかもしれません。雑談などで緊張感をほぐしてから交渉すると、理想の単価をスムーズに言いやすくなるでしょう。クライアントと交渉する際には相手が好きそうな話題などを先に調べておき、さりげなく会話の中に盛り込むと単価額を上げやすくなるはずです。